うたプリAA&SSL 光男ルート感想

　　いよいよ最後のルートです。色んな意味で異質なルートでしたが、心が温まるルートでもありました。

　このルートは春歌ちゃんが誰と組んで卒業オーディションに合格したか明かされないんですね……。まさかのシャイニング早乙女から直々指導ですって！？　凄い！！

　って思ってたらタイムマシン的な展開になって若い頃のシャイニング早乙女こと光男くんが……。良く食べるなぁ。記憶喪失な彼には良くせねば。

　Aクラスの皆が光男くんにアイドルのあれこれを教える所は良かったです。歌、演技、楽器。楽器の選択肢は迷わずボンゴを選びました。

　3章は遊園地で2人きり。4章でようやく事務所の寮へ引っ越して、寮の自室とレコーディングルームのみと非常に狭い舞台でしたが、それだけでも密度が高かったです。

　時系列も卒業直後～寮へ引っ越し直後と最も短い期間で、卒業直後のシーンが最も長く描かれたルートでもありました。

　さて、攻略ですが、このルートには音楽パートがありません。純粋に選択肢で全てが決まります。

　2章だけ40%とやらかした以外は全部90%でしたので、最初は恋愛エンドでした。音楽パートがない影響で、ランクによるルート分岐もないので選択肢を全部選べば既読率は100%になります。一番楽ですね。

　どのエンドでも現在のシャイニング早乙女が過去の世界から帰って来て、光男くんは過去に帰ってしまい、皆は光男くんの事を忘れてしまうのですが、それ以外の部分が違ってて見ごたえがありました。

　恋愛エンドはタイムパラドックスが僅かに起きてて切なかったです。別れた場所はグラウンド。

　友情エンドは皆でユニットソングを完成＆歌うのは叶わず。別れた場所は屋上。光男くんの為にユニットソングを完成させる、これぞ友情なエンドでした。

　そして大恋愛エンド。社長がレコーディングルームに現れ、風を起こし、裏庭へ。ええぇぇ！？　唯一、タイムマシンのあれこれが語られます。スタッフロールが挿入されるタイミングが他の恋愛・大恋愛エンドと異なるのもポイントです。

　皆が徐々に光男くんを忘れていく様子が丁寧に描写されていて辛かったですね……社長が忘れ、那月くんが忘れ、真斗くんが忘れ、音也くんまで……。そして春歌ちゃんも。

　皆が忘れてしまったタイミングで、あの曲を完成させ、歌い、シャイニング早乙女が教室へ入ってきて……。この場面、正に名場面でした！！

　これにて個別ルートは全て終わりました。後は……カラフルストーリーを読みます！！　その感想を綴って私のうたプリAA&SSLは終わりとします。楽しみだー！！